美瑛の代表的な秋の一風景、
豆ニオ。
収穫した豆を乾燥させるため行う農作業。
なだらかな丘に ぽつ ぽつ と列をなして並んでいる風景は、秋の写真スポットしても人気があります。
広い豆畑に
豆ニオを作るということは・・・・。
とっても重労働
①刈り取り根っこを上に束に三角錐を作って、ひたすら列に並べていきます。
(この作業のことを「シマダテ」と言います。)
②程よく乾燥(3日~1週間 天候左右される)したら、根っこを中心に円を描くようにひたすら積み上げます。
(この作業のことを「ニオ積み」と言います。)
③ある程度積み上げたら(倒れないよう)「豆ぽっち」と呼ばれる帽子を最後にかぶせます。
最近は、美瑛でも、豆ニオを作る畑が少なくなりました。
豆の乾燥機が普及(機械の進歩) や大変な重労働(効率化)ということもあり、シマダテから
すぐに乾燥機にかけてしまう農家さんも増えてきているから・・・・。
(寂しいなあと思う方もいらっしゃるかもしれませんが・・・
この作業がとっても腰に負担がくるのです
よ)
店頭でお豆を見つけたら、このこともちょっと思い出していただけると
うれしいな
さて、8月末から10月にかけて始まる豆の収穫作業、「
赤エンドウ」に始まり、現在は「小豆」「手亡」が多いそうです。
秋の風物詩とも言われる「豆ニオ」も
「ニオの
形」や「
豆ぽっち」の色は、豆の種類を問わず沢山の種類があります。
農家さんによって
千差万別なのです。
積みやすく脱穀作業しやすいのが基本!ですが
のっぽさんもあれば、横に幅のあるもの、
整列しているもの、ジグザクと並んでいるもの等といろいろなのです。
一番上の「豆ニオ」の帽子は
水色ですが、2番目の「豆ニオ」は
緑色ですね。
今日、丘めぐりの途中に「アラブな豆ニオ」を
見つけました
秋の美瑛の丘で、いろんな「豆ニオ」たちを見つけるのも楽しい
かもしれませんね。
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